サンです。
断酒638日目。
当時22歳の息子を 無理やり旅行に誘い
何か月かわからなほど しぶとく誘い
やっと誘いに応じてくれた ２年前の １０月中旬の今日 二人で旅にでました。行先は伊勢神宮。
息子と生まれて初めての２人旅 生まれて初めての親子居酒屋行き
もう 舞い上がって 行く前から 帰って来たようなテンションの上り方でした。
１日目の外宮参拝ではかなりたくさん歩いてお参りをし
ホテルのシングルの部屋を親子別々で予約していたので チェックインしてそれぞれの部屋へ入ります。
晩御飯まで息子は寝ていたようでした。
わたしは この時点では断酒をしていません。
ホテル近くのコンビニで買ってきたビールをシングルの部屋で飲んでいました。
息子が大きくなったら二人でお酒を飲みにいきたいな という長年の夢も叶い
海鮮居酒屋で 上機嫌 生ビールを注文、息子も普段飲まないのに 生ビールを２杯ぐらい頼んでいたのを覚えています。
食事も終わり ホテルに帰って シングルの部屋でわたしはまたひとり ビールを飲みました。
その日の飲酒量は ホテルの部屋で ビール５００ミリを６本、
海鮮居酒屋で 生ビール５～６杯です。
異常な飲み方でした。
でも これは 断酒前のわたしにとっては 普通の量と 脳が思い込んでいました。
翌日は 伊勢神宮内宮へ。
聖地とは ここのことだと 大きく息を吸い込み 心が洗われる気分でした、、、が
この聖地で わたしが大量に飲酒している事 匂いと 足元がふらつくのわたしを息子が察知し
<オカン、朝からホテルでビール飲んだんか？？？＞と聞いてきます。
朝から飲んでるわけないやん、と答えたわたしは 昨夜に飲んだビールが 朝に残っている事に気づくのですが
気づいてるけれど 知らんふりをしていたような 記憶があります。
内宮にお参りし おかげ横丁で おいしいアサリご飯を食べ 家路につきました。
ついてきてくれてありがとう！
ありがとうな ついてきてくれて と 泣きじゃくりました。
息子との２年前まで起こっていた壮絶な二人のストーリーは このブログには書いていません。
いつか、ブログに書いてみようと思いますが 思い出すのが苦しくて ２年前以前の事は書けません。
２年前二人で旅行ができた 無事に帰って来れた うれしくて泣いているわたしの肩を ポンポンと優しくたたいてくれて
さらに泣いてしまいました。
そのあと また ビールを飲んでいました。旅に出た帰りにスーパーで買ってきたビールを飲みます。
ふ～～～！楽しかった 良かった うれしい いろいろな事を思い 泣いてビールを飲んでいました。
これが 普通でした。どこかに行って帰ったらビールを飲む、当たり前の事だとわたしは思っていました。
その１か月後に 息子がわたしのお酒をやめさせる作戦に出てきます。
断酒に向けての とても苦しい日々がここから ３か月にかけて 大変な思いをすることになります。
１０月から翌年１月までの苦しい断酒への道のり、思い出しただけで 胸がざわざわします。
あれから２年経った今の心境
伊勢神宮に参拝したのがきっかけで わたしが断酒を始めたのは間違いありません。
お酒をやめたくてもやめれない日々が ここから３か月続きます。
２年前のわたしに 言ってあげたい。
＜２年後のあなたは お酒をやめたくてもやめれない自分じゃないよ！
お酒をやめて 快適にすごしているんだよ。苦しまないで、必ずやめれるんだから、安心しなさい。＞と。
神風が吹いたと思う
二年まえに神風が吹いた。大酒を飲んで止まらないどうしようもないわたしを 神様はほっておかなかったと信じています。
まさか お酒をやめれているなんて、２年前のわたしは 思いもよりませんでした。
でも 息子は違った、オカンは絶対お酒をやめれると 思っていたと感じます。
あのとき 伊勢神宮に行ってなかったら 今のわたしは いません。
お酒は やめれるんです。
はーい！ここにおるよ～～～！
お酒やめたくてもやめれなかったわたしが
ここにおるよ～～～！
