断酒3年なので 僕から見たおかんのブログを書いてと頼んで書いてもらった息子のブログです。

私の母親は、私が幼少の頃から大量のアルコールを摂取し、沢山の人に迷惑をかけ続けていました。時には、意味もなく叩かれたこともあり、優しかったはずの母親の記憶は今でも思い出せず、アルコールで掻き消されます。他にも私が学校に登校する際、パソコンを眺めながらお酒を飲み、それを注意するも、逆ギレをされ喧嘩をしていた事も多々あります。他にも数え切れないほど嫌な思い出があります。
正直母親とのいい思い出なんて、指で数える程しかないかもしれないです。
それほどに、自分を傷つけて周りをも巻き込み、止まることの出来ない暴走列車状態。

それがアルコール依存性です。

アルコール関係で悩んでいる方々は、早期にお医者様とご相談することを強く推奨します。
私の母親は、医者に通う事なくアルコールを断つ事が出来ています

ですが、こんな治し方は大間違いです。

病院に通わず、治せると言う成功体験は『私は大丈夫、一度は自分でアルコールを断つ事が出来たんだから今日は一杯だけ』といった感情が生まれ再発する恐れがあるからです。
アルコール依存性は最低な病気です。
決して、風邪のように安静にしていれば治るといった病気ではありません。
ですので、家族や友人にアルコールを控えるようにと促された方々、親族がお酒で問題を起こした経験がある方々は、病院に相談する事を、今一度強く推奨します。

過去をリセットする事は出来ません。
ですがアルコールのない今があります。
私自身、未だに過去に囚われていて情けないと思っています。だからこそこの日常は、私にとって掛けがえのない思い出です。
これからも、アルコールと向き合い続ける母親を陰ながら応援して行きたいと思っています。
でも病院には行って欲しかったナ

これが私から言える事です。
アルコールで悩み苦しんでいる人が、この世から一人でも救われる事を祈っています。

 

 

 

<涙が出ました。わたしがすべて悪いのに、この日常はかけがえのない思い出、母を応援していくと。> 令和4年1月16日

 

 

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